こんにちは
『 Ryo’s Note❤️ 大好きな人をお家で介護 』 Ryoさん です ☺️
Hi! My name is Ryo.
This channel is all about caregiving at home.
I have more than 20years of experience as a nurse, and I have been nursing and caregiving my father for more than 10 years at home.
I will provide valuable information and practical nursing tips about actual home care from the perspectives of a professional nurse and a daughter.
I am delighted to encourage people in the same situation, and hopefully, their comfort increases.
このチャンネルでは、お家で介護をしている方へのお役立ち情報や、在宅介護の現状をお伝えしています
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現在介護している方
大切な人が介護が必要になった時に、ご自分で介護したい方
ご自分が介護を受ける時、お家で過ごしたい方
そんな方の励みや安心が増えると嬉しいです
☆看護学生、訪問看護師、在宅看護が未経験の看護婦さん
沢山の医療関係者さんにも観て頂けるととっても嬉しいです
時には気分を害されるかもしれませんが
在宅介護の実情や苦悩を知っていただけると幸いです🙇♂️
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★父 49歳で脊椎小脳変性症を発症
2006年より病院での療養生活
色々な病院や施設への転院を繰り返し、2012年頃より在宅
身体障害者1級 介護度5
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★娘 30歳で介護 開始
元ナース 現在は保育助手 パート勤務
父の介護歴15年 内、在宅介護約10年
一人で在宅介護奮闘中
心臓に毛が生えている反面、ガラスのハートを持つHSPとADHD な面があり
そんな私だから細かい事に気づいてしまう🤔 痒い所に手が届く?
看護する側、される側、両方の立場を経験したため、どちらの気持ちも共感できます
介護をされている方の頼れる存在になれるよう頑張ります!
#看護#在宅介護#介護脱毛
こんにちは☺️ ひとり介護のRyoさんです!
先日こんなご質問をいただきました。
「主人は皮膚が弱くて、治ったと思ったらまた違う場所に出来ちゃうんです。保護シートもだめなんです。
Ryoさんは皮膚トラブルはどの様な対応をされていますか?」とのこと。
これすごくわかります!父も「やっと治った!と思ったら、今度はこっち?!」
っと言うことがよくあります。
在宅介護では皮膚トラブルが一度起きてしまうと、なかなか治らず長引くイメージはありませんか?
本日は、
『皮膚トラブルの予防法・対処法・裏わざ?! 』
をお送りします。
次の順でお送りします。
❶ 皮膚トラブルあれこれとその対処法
❷ そもそも皮膚トラブルを起こさせないための裏技?!
の順でお送りします。
病院では行っていない、奇想天外なテクニック?!もお伝えしますので是非最後までご視聴ください。☺️
それではスタート!
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❶【皮膚トラブルあれこれとその対処法】
「治ったと思ったらまた違う場所に出来ちゃう」
まずは在宅介護でよくある皮膚トラブルを、実際の父の皮膚トラブルの写真を例に加えながら一部ご紹介します。
* 胃ろうや人工肛門周囲の皮膚のただれ
* 水虫やカンジダなどの細菌、真菌などカビによる皮膚や爪の異常
* 関節などが自由に動かせなくなり固まってしまった所にできやすい皮膚のふやけやただれ
* 脇や、陰部など皮膚が密着する部位の汗やムレによるあせもや肌荒れ
* オムツや尿、便によるかぶれ
* 床ずれ
* 車椅子に移動時やベッド柵にぶつけたり、当たってできるすり傷 切り傷
* かゆみによるひっかき傷
* 加齢による皮膚のバリア機能の低下(乾燥肌)
* 床ずれなどの処置や、(尿の管や経管栄養の管、酸素を吸うため管など)さまざまな管を固定させるため医療用のテープによるテープかぶれ
など様々です。
皮膚トラブルが起きやすい条件をまとめてみました。
汗をかきやすい
肌が重なっている
湿気がこもりやすい
深いシワ
関節が動かなくなっている場所(拘縮)主に手のひらや足の指、肘や膝の内側、首の下や脇の下など
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誰でもできる 皮膚トラブル予防法
ボディーソープはかえって必要な皮脂を取りすぎる場合があるので、刺激の少ないボディーソープや石鹸を見つける。
もしかしたらそれら石鹸類は本当は必要ないかもしれません。
石鹸類はよっぽど汚れが酷いところだけお使いになる程度でも良いかもしれません。
人は新陳代謝で古い皮膚は自然に剥がれていきますし、
加齢により乾燥していると余計に乾燥を促進させてしまう場合もありますのでご注意ください。
私はよく大袈裟ですが「原始時代、石けんなんて使っていなかったけど大きなトラブルなかったんだものね、大丈夫でしょ?」
と考えます。
そして体を洗うためのタオル類やスポンジは刺激の少ない物を選ぶ、これもそもそも必要ないかもしれません。
皮膚の弱い父の場合は、軽く拭いたつもりでも薄皮がめくれたり、髭を剃っただけで真っ赤になる事があります。
どうしても汚れる陰部や脇の下は肌に優しいボディーソープでを使って部分洗いしますが、
訪問入浴の時は石鹸は使っていません。湯船に入り、皮膚をふやかして軽く擦る程度です。
とは言え、先ほど父のお肌のトラブルの写真をあれだけお見せしたので矛盾を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
あのお肌のトラブルが起こるのは、年始年末で長期間入浴ができなかったときです。
例え一瞬でも湯船に浸かることは大事だと思い知ります。
暖かいお風呂は汚れが落とせるだけでなく、血のめぐりもよくなり、リラックス効果もたかまりメリットがたくさんありますね。
続いて
洗ったあとは、指の間までしっかり水気をふき取るのを忘れない。拭くときはこすらず、優しく押さえる。
テープを剥がす時は皮膚を押さえながら優しくゆっくり、貼るときは毎回位置を変える
肌をふやけさせない。皮ふがふやけると、バリア機能低下する
可能であれば吸水性の高いおむつを使ったり、こまめにオムツ交換
などです。
❷【「そもそも皮膚トラブルを起こさせないためのポイント】
それは
『秋 牛 ホッケ🐟』です 😅
頭文字をとっています。
あ 汗 汗を拭く
き 綺麗 綺麗にする(清潔を保つこと=保清)
う 動かす 体や関節を動かす
し 湿気 湿気を取る
ほ 保湿 保湿し、肌を乾燥させない
け 血流 血流やリンパの流れをよくする 動かさない→血流悪くなり褥瘡などの皮膚トラブルを起こしやすくなる
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それでは最後に、 私が父に行っている皮膚トラブルを起こさせないための裏ワザ?をお伝えします。
* ひなたぼっこ(手のひら浴)
* おしも(アンダーヘアー・デリケートゾーンとも言う)の毛を剃る
* オムツは履かない
* レッグウオーマー
* ファスナーやボタン、縫い目を意識する
* お茶っぱを握る
ひつつずつ説明していきます。
* ひなたぼっこ(手のひら浴)
お日様が縁側に届く冬の季節は、ベッドを縁側に移動させて「ひなたぼっこ」をしています。
日光浴は骨を強くするサポートをしてくれるビタミンDの生成を促してくれます。
車椅子に乗れる方はお散歩もいいですし、外出が困難な方は太陽に手をひろげて「手のひら日光浴」でも良いですよ。
日焼けによるシミが心配な方もご安心ください!
手のひらは体の他の部分に比べ、日焼けの原因となるメラニン色素が少ないのでよっぽど強い日差しを長時間
浴び続けなければ問題ありません。
* おしも(アンダーヘアー)の毛を剃る
これはふざけてませんよ。真剣です。もちろん本人の意思を尊重し本人も納得すれば行っても良いのでは?と思います。
男性の方は驚かれるかも知れませんが、今密かに一部の女性で「介護脱毛」が流行っています。
自分が将来もし介護が必要となった時、介護者に負担をかけないように、
そして清潔を保ちやすくなり菌の増殖で感染症を起すリスクを減らすと言うのが目的です。
タレントの大久保かよこさんや伊藤あさこさんも「介護脱毛」を行っているとテレビでお話しされたのでご存知の女性もいらっしゃるかと思います。
毛が生えていると汗や湿気の原因になり、汚れも溜まりやすいです。
父の場合は特におしもを洗うのが不快で不快で、嫌すぎて毎回呼吸困難に落ちいってしまいます。
介護脱毛まではいきませんが、一度試しにスッキリ剃って見ました。
すると陰部洗浄が一瞬で済み、父が呼吸困難になることも無くなりました。
介護者であるこちらも楽で時短になると言うメリットもあります。
* オムツは履かない
こちらはおしっこの管(バルン)を入れている方で、便はかき出さないと出ない方、
そして日常的にベットで過ごしている時間が長い方に限ります。
オムツを閉じてしまうことによって、空気がこもり通気性が悪くなりむれます。
足の付け根と陰部の皮膚が重なり合う場所に、真菌と言うカビの仲間が悪さをすることがあります。
カンジダと言いますがどこかで聞いたことがありますよね?
オムツを普通に履いていた頃は夏になると足の付け根がこの菌で真っ赤にあれていました。
ですのでオムツを閉じるのをやめて、そのかわり百均の綿100%の通気性の良いタオルをかけて隠しています。
こうして数年経過しましたが陰部のトラブルはありません。
* レッグウオーマー
車椅子に乗るときやデイサービスなど外出する時に
腕や足をアームカバーやレッグウオーマー、長袖などで皮膚の露出を控えたり、保護するのも予防の一つです。
* ファスナーやボタン、縫い目を意識する
枕カバーや衣類のボタン、ファスナー、縫い目は皮膚に当たらないように気を配る
ボタンはわかるけど、ファスナーや縫い目まで??と思いますよね?
動ける人には問題ないのですが、ベットに長時間寝ていると、その縫い目やファスナーが長い時間同じ場所に当たり
血流障害を起こしたり、体の向きを替えたり、処置中にそれで傷がつく恐れがあります。
ですのでできるだけ直接お肌に触れる部分はまっさらなところが良いです。
* お茶っぱを握る
父の左手は、指の関節が固まり常にじゃんけんの『ぐー』の状態になっているため、
手の中がむれています。このためむれないように食器洗い用のスポンジを切って、
ガーゼで包み握ってもらっていました。
少し前にご視聴者様より「お茶っぱをティーパックで小分けしたものを握ると良いですよ」
と教えていただき今はそうしています。
湿気を吸い取って、菌の繁殖やにおい対策としても役立ちます。一個一個ティーパックに入れるのが手間であれば
市販のお茶パックを使うとより簡単です。
今までは新しいものを握ってもらう為に、古いのを外すとぷ〜んと臭い匂いが漂っていたのですが、
茶葉を使用してからはお茶のいい香りがします。私のストレスも一つ減りました。
良い情報ありがとうございました。
この情報が何か一つでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです
コメント
こんばんは。話題に取り上げて下さりありがとうございました。
そして、うわぁーと、目からうろこ!でした。お茶っ葉。しかも緑茶。ですよねぇ~緑茶は抗菌効果もあるし、一石何丁にもなりますね。早速お試します。
同じ悩みを共有するって本当に心強いですね。前回のテレビよりラジオも元気な時の主人がテレビっ子の私にいつも言っていました。リョウさんの言葉であっ。そうだったとチョイチョイ聞き始めてます。
陰部脱毛も、究極の課題ですよね。私も柔らかい部分を除いてカットしています。
これからも、参考にさせて頂きながら楽しく心地よくお世話に努めて行きます。また次回も楽しみにしています。
ところで、リョウさんの指先の絆創膏が勲章に見えました。1日の最後は自分を褒めて休みましょうね♪